【美大出身者の家作り】やすい土地には理由がある

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やすい土地には理由がある

自分が出会った「やすい土地」の理由とメリット、デメリットを公開

※専門家の意見ではなく、あくまで私見なのでご了承ください。

 

◆建築上条件付き土地

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・土地を買うに当たって購入条件のある土地。

一般的には特定の建築業者に建物を依頼しなければならない。

 

メリット:周辺に比べてやすく土地を購入することができる。

デメリット:建築業者を選べないので、建築業者間の相見積もりができず、建物の価格が言い値になる場合がある。

 

◆市街化調整区域

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・市街化区域の外の土地。行政があまり家を作って欲しくない区域。(理由:予算の都合上、市内隅々までインフラ管理ができない為、行政としては市街化区域にまとめて家を作って欲しいから。)

 

メリット:周辺に比べて、土地の価格が大幅にやすく、土地が広い

デメリット:基本的には新たに家を建てていい区域でない為、家を建てる為には、様々な条件をクリアしなければならない。道路や上下水などインフラ整備が脆弱。

 

◆私道隣接地

・対象の土地が公道ではなく、私道のみに隣接している土地

 

メリット:周辺に比べて、土地の価格がやすい。

デメリット:近隣の住民と私道を分担しなければならない。 使用する上下水動が他者の私有地を通っている為、権利関係のトラブルを起こす可能性がある。

 

心理的瑕疵あり

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・土地の特記事項に記載あり。理由は様々あるが、主にその土地で不幸があった場合が多かった。

 

メリット:不幸の内容が気にならなければ、周辺地域よりも安く土地を購入することができる。

デメリット:不幸の内容を周辺住民は知っていることがほとんどなので、ご近所付き合いなどで不都合が出る場合がある。

ハザードエリア

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ハザードマップで確認した場合、洪水リスクや崖崩れのリスクが大きい地域。
不動産屋の土地情報ではこの情報は記載していないので、自身で調べる必要がある。

 

メリット:周辺に比べて、土地の価格がやすい。

デメリット:自然災害で家の損壊が怒る場合がある。

※おまけ

川の近くで一つの地域で比較的多く売地が表示されている地域は要注意。(分譲地以外)

私が調べたケースだと、その場所はここ数年間で複数回の床上浸水履歴を確認。浸水後に土地を手放した人が多数いた為、多くの土地が売りに出されていた模様

 

 

◆おまけ:安くも高くもならないケース

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【土地の地盤強度】

実際に土地を掘らないとわからない、情報は正確に値段に反映されない可能性がある。 私が購入した土地は地盤調査を行ったところ、営業担当曰く年1の地盤の良さと診断された。 その結果地盤改良工事の必要がなくなり、地盤改良工事費用50万〜100万が得をした形になった。

 

まとめ

地下相場より「安い!」と思って飛びつくと意外な落とし穴があります。

安い土地にはそれなりの理由がちゃんとあるので買う際はお気をつけて

 

地価公示を見て地域の土地売買価格を確認しよう。

リンク:国土交通省地価公示・都道府県地価調査